リ、リウィウスの全訳??

 prokoptonさんの日記に驚愕の記述が。

 ところで今私の手許には、研究室を引き継ぐときに訳者の友人だという前任者の方から譲り受けた、リウィウスの全訳(!)がある。

訳者はもともと中国哲学の専門家だが、ローマ史に入れ込んでラテン語を学び、ついにはリウィウスを全訳してしまったと聞いている。(強調引用者)

 ええええ。リウィウスに全訳ってあるんですか!?>prokoptonさん

 鈴木一州氏が『神戸大学教養部紀要』に掲載した第5巻までの訳しかないものだとばかり思っていました(ちなみに今回岩波文庫に入ったのはこの鈴木氏の翻訳です)。

 しかしこの全訳、アマゾンでは買えないみたいです。いや、アマゾンどころか国会図書館にもないし、秋田大学の図書館にもありません!