- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/12/27
- メディア: 単行本
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毎年年末に出されるシリーズ。読みました。少し文章が雑になっているかなぁ、という感じがしないでもないです。特に「断じて」は使われすぎています。いつからこんなに「断じて」を使うようになったのか。
そんなくだらない文句はさておき、この時代(4世紀)のローマを扱った本ってなかなかないので、この本は貴重だと思います。
文学をやっている人はタキトゥス以降には目もくれないし(キリスト教?そんなの知らないよといったリアクションをする人が大半)、歴史をやっている人もやっぱり花形は1世紀あたりまでということになっているようなので。
このローマ人の物語シリーズも次巻で最終巻です。