古典ラテン語辞典

古典ラテン語辞典

古典ラテン語辞典

 ちょっと前になりますが、これを買ってきました。定価36,750円ですから決して安い買い物ではありません。
 これまで日本語で出されたラテン語辞典としては

羅和辞典

羅和辞典

が有名です。4万5千語も収録されていて、時代を問わず大抵の単語はこれを引けばみつかります。例文はほとんどありません。でもとにかく安い。。。

 最初に挙げた国原氏によるラテン語辞典は、この田中辞典以来の本格的ラテン語辞典となっています。いま白水社でつくっているもの(これは複数の古典学者が編集にかかわっているようです)が出るまでは、この国原辞典が最新のラテン語辞典ということになりそうです。
 ネット上にあるこの辞典に対する評価としては
BOC : 『古典ラテン語辞典』の実物に触れました
高遠弘美の休み時間・再開(告知板)
がありました。
あと
ネギまのラテン語?の管理人の方も使われているようです(「物理的にでかいだけ」という評価)。

 いまこの辞典を使ってセネカの『アガメムノン』を読んでいます。読み終わり次第、この辞典に関する僕の感想をアップしたいと思っています。