2006-04-23から1日間の記事一覧

誰がどの訳を使っていたのか

いろいろ大騒ぎしていますが、多分水曜日までにできることといえば、 ヴェネツィアのヤコブ ミカエル・スコトゥス メルベケのギョム の3人の翻訳者について基本的な情報を調べて、校訂や翻訳の情報で脚色するくらいですかねぇ。。。 誰がヤコブ訳を使い、誰…

よく分からなかった点が起きたら解決していた!

わわわわ。寝て起きたらみんな解決していました。prokoptonさん、respondeoさん、Lovejoyさん、本当にありがとうございます。非常に有益なコメントばかりなので、こちらの方でまとめてしまいます。>シンプリキオスの『霊魂論注解』が中世に訳されたというマ…

Aristoteles Latinus

「CD-ROM版だって出ているんだから、もうこのプロジェクトは完結しているんだろう」と勝手に思い込んでいた、Aristoteles Latinusなんですが、ぜんぜん終わっていないのですね。http://www.hiw.kuleuven.be/dwmc/al/editions/inprogress.htmにあるやつはまだ…

フラパパゼミを準備していてよく分からなくなった点

1. ジョン・マレンボン『後期中世の哲学 1150-1350』加藤雅人訳 (勁草書房, 1989), 59-60に メルベケのギョムは新プラトン派の人々のアリストテレス註解の多くを翻訳した。そのうち、最も影響力の強かったのは、シンプリキオスの『デ・アニマ註解』の翻訳で…