中世ユダヤ哲学(訂正)m(__)m

中世ユダヤ哲学コンパニオンに入っているThe Islamic Context of Medieval Jewish Philosophyという論考について、昨日の日記で、肯定的なことを書いてしまったのですが(読んでもいないのに…)、今日読んでみて、ダメダメ論文であることに気がつきました。
 アラビア哲学と中世ユダヤ哲学の関係について、簡潔にまとめてくれているのかと思ったのです。だってタイトルからはそういう内容を期待してしまうじゃないですか。
 ところが、実際に読んでみるとアラビア哲学に関する散漫な記述があるだけで、中世ユダヤ哲学との関係には一言も言及なしです。
 なんだかこの本自体のレベルがまずいのかもしれないと思い始めました。現時点ではお勧めできる本ではありません(なんてまだ通読してないのに書いて大丈夫なのだろうか…)。