ケンブリッジ・キリスト教史 The Cambridge History of Christianity

　教文館（銀座にある書店でキリスト教関係の本に強い）のサイトに紹介があります。
http://www.kyobunkwan.co.jp/FBooks/special/c_h_christianity.html
　教文館のカタログに書かれている紹介文を、長いですが引用しておきます。

イエス・キリストの時代から現代に至るキリスト教の発展を、時代ごとに、神学、社会、政治などのあらゆる面から記述し、しかも各地域の歴史とともに、地球規模での関連性をも視座に入れたキリスト教史の決定版が、いよいよ刊行を開始します。
　教会の制度的な歴史と組織神学、実践神学がいかに結びついて展開してきたのか、民衆の信仰はどのように表わされてきたのか明らかにされることでしょう。共同体の形成、礼拝、献身の社会学が文化的な広い文脈の中で捉えられ、キリスト教の発展の中での霊性の問題にも留意されています。
　本シリーズは西洋のキリスト教史にはとどまりません。初期の教会史の中では東方教会、コプト教会が語られ、さらにアフリカ、極東、南アジアなどの非ヨーロッパのキリスト教発展史も論じられることになるでしょう。
　またキリスト教徒イスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教との関係も視野に入れられています。
　本シリーズは9巻からなるものですが、各巻ごとの分売も可能です。図書館、研究室はもちろん、関心をもたれるあらゆる方に現代の最高水準の参考図書としてお薦めいたします。