- 「怪物と種の発生についてのアリストテレスの見解」 Thomas V. Upton, “Aristotle on Monsters and the Generation of Kinds”, American Catholic Philosophical Quarterly 77 (2003): 21-36.
- 知りたい情報はなし。知識不足のため主題も理解するにはいたらず。
- 「怪物についてのアリストテレスの見解」 Frank J. Yartz, “Aristotle on Monsters”, Ancient World 28 (1997): 67-72.
- こちらは一般的な解説。これくらいのレベルにまで落としてもらえると理解しやすい…。
- 『テュロスのマクシモス』 Michael B. Trapp, trans., Maximus of Tyre: The Philosophical Orations (Oxford: Clarendon Press, 1997).
- 作者: Maximus of Tyre,Michael B. Trapp
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 1997/04/24
- メディア: ハードカバー
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- 使うのはごく一部ですけどとりあえず手元に。
- 序論(特にxxviii-xxx)を読んでいて、紀元後2世紀のプラトン主義というのは、もはやプラトン主義というよりギリシア哲学全体のシンクレティズムに近くなっていたのかなと感じました。
- Trappは悪の起源の問題に関するプラトン主義とストア主義の関係を論じています。マクシモスが支持するストア的な見解は、2世紀までにプラトン主義に吸収されていた要素とみなしうると主張したいようです(ちょっとTrapp自身の書き方もあいまいか)。
- リプシウスはTrappが問題にしている箇所を引用しています。ストア主義とプラトン主義の境目があいまいになっている箇所を引用することにかけては、リプシウスという人は馬鹿にできない嗅覚を持っていたことが分かります。