- 『パドヴァにおける技芸と科学』(73年)
- 『タッデオ・アルデロッティとその弟子たち』(81年)
- 『ルネサンスイタリアにおけるアヴィセンナ』(87年)
- 『中世と初期ルネサンスの医学』(90年)
- 『時計と鏡。ジロラモ・カルダーノとルネサンス医学』(97年)
- 『医学とイタリアの大学』(01年)
- 『歴史、医学、そしてルネサンス学芸の伝統』(08年)
最初の著作から最新作まで約35年間、途切れることなく研究を続けているのですね。
で、最後の『歴史、医学、そしてルネサンス学芸の伝統』についての書評を仕上げないといけません。年明けに出す約束しているので。
シライシが扱う膨大な事例をすべて紹介していたら到底4000字に収まりません。なので巨人、ヒポクラテス受容、カルダーノの歴史観、医学者たちの中東への関心、あたりについて比較的詳しめに書こうと思います。
背景にある研究としてはモミリアーノとグラフトンということになるのかな。