ベーコン研究その6

 EMSの第4巻(99年)に掲載されたManzoの論文を読みました。ベーコンが方法論的には哲学と神学を分けるべきとしながら、実際に哲学を論じる際には聖書に基づいた神学的議論を行っていることの意味を論じています。いい論文ですけど、思ったほどにはベーコンの創造論には立ち入っていませんでした。

 そのあとは『Valerius Terminus』を半分ほど読みました。英語が難しいです。正確に意味が取れないけれど重要そうな箇所は今度英文学を専攻している友人に聞いてみなければなりません。