『ステヴィン』書評執筆 その1

科学史研究』向けにデヴレーゼ、ベルヘ『科学革命の先駆者 シモン・ステヴィン:不思議にして不思議にあらず』朝倉書店、2009年の書評を書く仕事に取りかかりました。

科学革命の先駆者シモン・ステヴィン―不思議にして不思議にあらず (科学史ライブラリー)

科学革命の先駆者シモン・ステヴィン―不思議にして不思議にあらず (科学史ライブラリー)

 とはいってもいまいち力が入りません。『ミクロコスモス』の書評には使命感のようなものを感じてやる気がでたのですけど、こちらについてはほかに適任者がいるし(有賀さんとか隠岐さんとか)、そもそもステヴィンが属していた伝統のことをよく知らないからいろいろ勉強することはあっても評価することはできないのです。

 文句を言いながらとりあえず100頁程度まで進みました。