『ミクロコスモス 初期近代精神史研究』第1集発売中

ミクロコスモス 初期近代精神史研究 第1集

ミクロコスモス 初期近代精神史研究 第1集

 『ミクロコスモス』がついに発刊されました。今後のインテレクチュアル・ヒストリー研究の重要な一角を担うこととになる新雑誌の創刊です。定価3,150円にて月曜社より発売中です。

目次

論文と研究ノート

I. 生命と物質

  • 記号の詩学 パラケルススの「徴」の理論 菊地原洋平
  • ルネサンスにおける世界精気と第五精髄の概念 ジョゼフ・デュシェーヌの物質理論 平井浩

II. 空間の表象とコスモス

III. ルドルフ二世とその宮廷

  • アーヘン作《トルコ戦争の寓意》シリーズに見られるルドルフ二世の統治理念 《ハンガリーの解放》考察を通して 坂口さやか
  • ハプスブルク宮廷におけるディーとクーンラートのキリスト教カバラ思想 小川浩史

IV. 知の再構成と新哲学

  • 伝統的コスモスの持続と多様性 イエズス会における自然哲学と数学観 東慎一郎
  • ニコラウス・ステノ、その生涯の素描 新哲学、バロック宮廷、宗教的危機 山田俊弘

翻訳

動向紹介