- 赤江雄一「語的一致と葛藤する説教理論家 中世後期の説教における聖書の引用」ヒロ・ヒライ、小澤実編『知のミクロコスモス 中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』中央公論新社、2014年、14–41ページ。
知のミクロコスモス: 中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー
- 作者: ヒロ・ヒライ,小澤実
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/03/07
- メディア: 単行本
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『知のミクロコスモス』発売記念イベントの一環として、巻頭論文を寄稿した赤江雄一さんへのインタビューを行いました。録音データがアップロードされましたのでどうぞお楽しみください。説教とはなにか。それが中世社会ではたしていた役割とはいかなるものだったか。説教師はどのように育成されていたか。このような基本的全体をとりわけ丁寧に論じてもらうことで、論考への橋渡しとなるような放送を目指したつもりです。後半部では一見きわめて奇怪にうつるとある説教技術の意義を探ることから、「中世におけるグーグル」という衝撃発言も飛びだします。ここが中世説教研究の入り口であり、先端でもあります。さあのぞいてみてください。
最後になりましたが、特別ゲストとして参加してくださったよぬすさん、ありがとうございました。