ガリレオの迷宮

 読んでいます。ガリレオが自由落下体の瞬間速度は落下距離に比例するという原理を訂正し、落下時間に比例するといった正しい原理に到達したのは、通説が想定する1610年ごろではなく、25年ごろ(『天文対話』執筆の時期)であるという説が提出されています。少なくともこれを読む限りでは非常に説得的です。