- Christoph Lüthy, "What to Do with Seventeenth-Century Natural Philosophy?: A Taxonomic Problem", Perspectives on Science 8 (2000): 164-195.
この論文を元に吉本秀之氏の授業で発表することになっています。内容は17世紀哲学を扱った2つの基本書への書評です。扱われている2つの基本書は以下のもの。
The Cambridge History of Seventeenth-Century Philosophy 2 Volume Paperback Set
- 作者: Daniel Garber,Michael Ayers
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2003/05/05
- メディア: ペーパーバック
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- Jean-Pierre Schobinger, ed., Grundriss der Geschichte der Philosophie begründet von Friedrich Ueberweg. Die Philosophie des 17. Jarhunderts, 4 vols. to come, (Basel: Schwabe, 1988-).
前者はよく使っています。
一方後者のドイツ語文献については手に取ったことすらありません。
しかしこの基本書は全4巻で各巻2冊組み(つまり全8冊)という途方もない大きさを誇るうえに、一次資料に関する文献表は史上最高のものであると編者自らが宣言するほどの規模になっているそうです。
さらに各巻の中身もすごい。第1巻はイベリア半島とイタリア。第2巻はフランスとオランダ。第3巻はイングランド。第4巻は神聖ローマ帝国と北及び西ヨーロッパを扱っています。
これは発表までにちゃんと手にとって確認しないと。
しかし書評論文について発表ってどうすればいいのかな。