イスラームにおける知の構造と変容

 早稲田大学イスラーム地域研究機構から出されている『イスラームにおける知の構造と変容:思想史・科学史・社会史の視点から』を入手しました。三村太郎、矢口直英、小林剛、中西悠喜、小村優太といった期待の研究者たちの論考が目白押しです。

 まずは俵章浩「イブン・シィーナー『植物論』における生命・霊魂・意思:植物は『生きている』か」、45-57を読むことにします。これは俵さんのデビュー論文ではないでしょうか。