2006-04-25から1日間の記事一覧

リベラの『中世哲学史』

「「ラテン・アヴィセンナ主義」の誕生」という題された章が、434ページからあります。 しかし何が書いてあるのかさっぱり…。翻訳のせいというより(翻訳からげもとのフランス語の構造は十分推測できます)、これはもう著者自身の書き方の問題だとおもうので…

シリア語レジュメ

シリア語ができる先輩のレジュメをもらってきました。 「『知恵のクリームの書』より、自然学の第8である、魂についての書」と題されています。 出典は Ms. Florence, Laurentianus syr.83 115a1,l.24-133a2,.14 だそうです。写本ですよ、写本…。 内容の目次…

スコトゥス文献表

ミカエル・スコトゥスについてはhttp://www.bautz.de/bbkl/m/michael_sco.shtmlに詳しい文献表があります。85年までの文献についてはほとんど網羅的といってもいいものに見えます。グーグルで検索すると一番上に出てくるので誰だって到達すると思いますけど…

調査継続中…

Aristoteles LatinusのCodicesの巻で、ヤコブの『霊魂論』訳について次のような記述がありました。 この〔ヤコブの〕翻訳は11世紀の半ばより少し後にはすでに完成していたのかもしれない。というのも、この『霊魂論』訳が含まれている一番古い写本であるAust…

いつもながらコメントありがとうございます。昨日は大学図書館に行ったものの、図書館がすでに閉まっていて、見たかった本がことごとく見られず、帰ってきてからはぐーぐー寝てしまいました。でも今日は(比較的)早起きです。 Albertusには幾つかの霊魂論・…

ザバレッラ

ヤーコポ・ザバレッラ(1533-89)について調べています。 ザバレッラに関して日本語ではチャールズ・B・シュミット, ブライアン・P・コーペンヘイヴァー 『ルネサンス哲学』 榎本武文訳 (平凡社, 2003), 116-121.で読むことができます。ただし論理学に関する…

感謝

>id:narrensteinさん レイノルズの『古典の継承者』を返却していただいたとのこと。感謝!ちなみに僕はprokoptonさんではありませんよー(オソレオオスギル)。