スカリゲル第1論文訂正作業その2

 入れろと言われたマクリーンの論文は、スカリゲルとカルダーノの論争について文献を挙げる注を設けて、その中の一つとして放り込むことにしました。入れるに際して改めて読んでみましたけど、特に得るところはなし。

 もう1つ言及する必要があるとされたHaugenのものは、Renaissance Quarterly誌で2007年に出された論文の中で最も優れたものとして賞を勝ち取ったものです(これ[PDF注意])。こちらはマクリーンのものと違って読み応えがありました。特にスカリゲルのヒポクラテス解釈を扱った前半部分が面白かったです。ヒポクラテスを取り上げた注に入れることにします。