2010-03-09 東、16世紀スコラ主義自然哲学と無規定量概念 東慎一郎、「16世紀スコラ主義自然哲学と無規定量概念」、『科学史研究』、No. 222、2002年、98-101頁。CiNii 表題が難しそうというあまりにひどい理由でこれまで読んでいなかった自分が恥ずかしい。これはすばらしい論考です。たとえばフランシス・ベーコンの『濃と希の自然誌』を使って主題を導入したあとに、ここで展開されている問題をより詳しくアヴィセンナ、アヴェロエス、ペレイラ、トレトゥス、コインブラと見ていくとすばらしいものが出来上がると思います。