2010-03-31 科学史研究 第49巻 No. 253 2010年 『科学史研究』の最新号が届きました。今回は力作揃いの充実した内容です! 論文 ギブスの熱力学と統計力学 物理化学の視点から 稲葉肇 津田梅子と生物学 科学史とジェンダーの視点から 古川安 科学史入門 NASAとアポロ計画 佐藤靖 シンポジウム 実験装置をめぐる歴史研究 18世紀の実験的流体抵抗研究における実験装置の役割 中澤聡 計測装置としての風洞と寸法効果論争 橋本毅彦 第一高等学校旧蔵化学・工学機器類 資料としての利用の試み 岡本拓司 第三高等学校由来の物理実験機器と科学史 永平幸雄 走査型トンネル顕微鏡の受容とSi(111)7x7再配列構造の観察 山口まり 戦後日本科学技術の社会史における世紀転換期 「秩序破壊期」の構造分析 原子力政策などを事例として 吉岡斉 世紀転換期日本の経済と産業技術 後藤邦夫 科学技術分野への多様な人々の参加 ジェンダー視点で見る排除と包摂の歴史 桑原雅子 世紀転換期日本の科学技術と社会の見方 「ベスト・エフォート」を手がかりに 綾部広則 紹介 矢島道子、『化石の記憶 古生物学の歴史をさかのぼる』 石川洋 クリストファー・ウォーカー(山本啓二、川和田晶子訳)『望遠鏡以前の天文学 古代からケプラーまで』 猪野修治