id:kamo_negitiro さんの昨日付けのコメントを間違えて消してしまいました･･･。しょぼぼ。またマリーで手を打ってもらうことにしよう！

「ラテン詩の中で、いちばん記憶に残る描写部分の一つ one of the most memorable descriptive passages in Latin poetry」と注釈者（E. J. Kenney）が宣言している箇所を発見しました。 Ovidius, Heroides, 18. 77-82.unda repercussae radiabat imagine lu…

プラトンの『テアイテトス』について。どうにもプラトンのいっていることが、前後で齟齬（そご）をきたしているような気がするという結論（らしきものに）いたりました。あとはその齟齬を他の解釈者がどう取っているかを集めてくるしかないのかなぁ。 しかし…

風の騎士―グイン・サーガ〈105〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/12/01メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (76件) を見る 『キノの旅』を買おうと思って本屋に行ったら、これを買ってきてしまいました。

Euripidis Rhesus: Einleitung, Ubersetzung, Kommentar (Studien Zur Klassischen Philologie)作者: Arne Feickert出版社/メーカー: Peter Lang Pub Inc発売日: 2005/05/31メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るこんなの出てたんです…

M. Tullius Ciceronis: De Re Pvblica, De Legibvs, Cato Maior De Senectvte, Laelivs De Amicitia (Oxford Classical Texts)作者: J. G. F. Powell出版社/メーカー: Oxford Univ Pr発売日: 2006/08/03メディア: ハードカバー クリック: 2回この商品を含む…

ラテン語・その形と心作者: 風間喜代三出版社/メーカー: 三省堂発売日: 2005/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (7件) を見る こんな本が出ています。出版社の紹介がここにあります。けっこう面白そうですね。

マスターに叩きなおしてもらってきました。恐れ入ります･･･。

キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)作者: 時雨沢恵一,黒星紅白出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/10メディア: 文庫 クリック: 25回この商品を含むブログ (183件) を見る 僕が所属している大学の、文庫本売り上げ第一位がこの本です。…

福音書共観表作者: 佐藤研出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/11/26メディア: 大型本この商品を含むブログ (9件) を見る これも手に取ってみてみました。出版社による紹介は 共観福音書（マルコ，マタイ，ルカ）の対応関係と異同が一目でわかるよう，並…

西洋中世学入門作者: 高山博,池上俊一出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2005/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る これが出ていました。買おうかどうか本当に迷いましたが、結局買わずに図書館に注文するこ…

コメンタリーに「これは puerile のことだ」と、ラテン語のまま書いている箇所があるんです。ラテン語辞書を引くと sodomy のコンテキストで使うことがある、と書いてあるので、sodomy をリーダーズ英和辞典で引くと sodomy ソドミー。《同性間の性行為、獣…

Secrets of Nature: Astrology and Alchemy in Early Modern Europe (Transformations: Studies in the History of Science and Technology)作者: William R. Newman,Anthony Grafton,Jed Z. Buchwald出版社/メーカー: MIT Press発売日: 2006/01/20メディア:…

西欧中世史事典〈2〉皇帝と帝国 (MINERVA西洋史ライブラリー)作者: ハンス・クルトシュルツェ,Hans Kurt Schulze,五十嵐修,小倉欣一,浅野啓子,佐久間弘展出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2005/12/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見…

P. Ovidivs Naso: Carmina Amatoria : Amores Medicamina Faciei Femineae Ars Amatoria Remedia Amoris (Bibliotheca Scriptorum Graecorum Et Romanorum Teubneriana)作者: Ovid,Antonio Ramirez De Verger出版社/メーカー: De Gruyter発売日: 2003/06/01…

コアラのマーチのはちみつミルク味です。こういう風にならべるとなんか不気味です･･･。

発表はダントツで面白い発表が。なんか禿（はげ）についてのがあったんですよ。アリストテレスとはげ、みたいな。いやこれは誇張ですけど･･･。

でも学会自体は悪くなかったようにも思います。外国の著名な研究者を高いお金を払って呼ぶという最近はやりの（ちょっと意義が理解できない）*1やり方もしてませんでしたし。 *1:もちろん個人的な意見です。そうやって呼んだ研究者と日本の研究者の間に、招…

訂正 昨日はすわって大学の教員の話を聞いているだけ、と書きましたが、それは誤りです。不注意な書き方でした。 実は仕事はあります。発表の間、時間をはかって所定の時間に近づいたらベルを鳴らしたり、発表後の質疑応答の際にはマイクを質問者に持って行…

なんですが、3時間すわって大学の先生たちの話を聞いているだけで4000円･･･。これって一応学会の会費からお金が出ているらしいんですけどいいんですかね。明らかに人あまってましたし。 たぶん来年も同じ数のバイトを雇って学会をするのでしょう。今年バイト…

他所でも宣伝したのですが、ホースファールによる『アエネーイス』第3歌への注釈書が来年でるようです。Virgil, Aeneid 3: A Commentary (Mnemosyne, Bibliotheca Classica Batava Supplementum)作者: Nicholas Horsfall出版社/メーカー: Brill Academic Pub…

オイラーの無限解析作者: レオンハルトオイラー,Leonhardo Euler,高瀬正仁出版社/メーカー: 海鳴社発売日: 2001/06/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (22件) を見るの続刊として、オイラーの解析幾何作者: レオンハルトオイ…

DEATH NOTE (9) (ジャンプ・コミックス)作者: 小畑健,大場つぐみ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/12/02メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (423件) を見るBLEACH 20 (ジャンプコミックス)作者: 久保帯人出版社/メー…

ええっと、主文が完了形で、なおかつ間接話法中の主文が完了の不定法のときに、dumでつくられる（間接話法中の）従属文の時制は…。さらに間接話法中に含まれる関係代名詞節の中の時制は･･･。ぶつぶつ。こういうのぜんぜんわかんないです。しかも分かったとこ…

本格小説（上） (新潮文庫)作者: 水村美苗出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11/27メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 201回この商品を含むブログ (102件) を見るこの小説、とにかく最初の方は話がアメリカで進むために、会話のはしばしに英語が登場しま…

お世話になっている学科が紀要を出すということで大騒ぎになっていました。 雑誌を出すときには査読が問題になりますけど、小さな分野の場合は、ある人があるテーマについて論文を書くと、自動的に査読できる人が国内には一人しかいない、ということになって…

本格小説（上） (新潮文庫)作者: 水村美苗出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11/27メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 201回この商品を含むブログ (102件) を見る ようやく文庫になったので買ってきました。

カトゥッルスの日本語訳リストをつくってみました。見栄えはぜんぜんよくないですけど･･･。けっこうたくさんありますが、すべて中山恒夫氏のものです。http://www.geocities.jp/mitakaryo/translations-of-catullus.htm カトゥッルスって誰だよ？という話に…

http://www.geocities.jp/mitakaryo/ovidius-heroides-17.htm とりあえず暫定訳ができました。これをマスターのところに持っていって叩きなおしてもらいます（ぶるぶる）。

歴史とは何か (岩波新書)作者: E.H.カー,E.H. Carr,清水幾太郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1962/03/20メディア: 新書購入: 14人 クリック: 227回この商品を含むブログ (123件) を見る いかにも大学一年生が読みそうな本で、僕も大学一年生のときに読み…