初期近代

キルヒャー

『マグネス』を閲覧・コピーさせていただくためにお願いメールをだしました。 Pumfreyの記述を信用するならば、キルヒャーは31年のArs magneticaではギルバートを支持し、なおかつコペルニクスの太陽中心説を支持していたようです。 それがガリレオ裁判以後…

ガッサンディ

まだまだ調査不足&資料不足ですが、なんとか勉強会で人に読ませられるものはできそうな予感(妄想かも・・・)。 ところで資料を閲覧しに東京工業大学に行くことになるかもしれません。古い資料なので閲覧許可が出るか微妙なのですけど。大学は大岡山にある…

ガッサンディ

ようやく何か見つけたかもしれません。まだまだ調査しないといけないのですけど。

動物論

Aristotle's Zoology and Its Renaissance Commentators (1521-1601) (Ancient & Medieval Philosophy, Series 1, 27)作者: Stefano Perfetti出版社/メーカー: Leuven Univ Pr発売日: 2000/12/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (2件) を見る 熟…

ゼンネルト

僕の勉強不足のせいでそう思えるのかもしれませんが、それにしてもゼンネルトという人は変なことを言っているような気がします。ニューマンの述べていることを信用するならば、ゼンネルトは「実体形相が、オカルト因を通して、原子の離散集合の作用因の役割…

ガッサンディ

特に発見のようなものはありませんが(涙)、とりあえず読んだ部分をまとめる作業をはじめました。世界には魂があるかとか大地には魂があるかとかその手のお話に続けて、動物や人間の魂の話をまとめていきます。 →大地の霊魂についての箇所で、ガッサンディ…

ガッサンディ

小林 忠秀 (1980) ガッサンディの霊魂論 1」 白山哲学』 14: 1-22; 「ガッサンディの霊魂論 2」 白山哲学』 15: 46-66. これ、たぶん読んだ人は数えるほどしかいないと思いますけど、勉強になるいい論文でした。内容的にはガッサンディの霊魂論の部分を要約…

リプシウス

Hさんに、リプシウスの『ストア派の自然学』初版をリプリントしたものを送っていただけることになりました。深く感謝です。ありがとうございます。17世紀の初版なんて手に取ったことすらありません(遠い目)。

ガッサンディ

引き続きテキストを読んでいます。書くことがありません…。

ガッサンディ

一日中テキストを読んでいます。

リプシウス、ライデン大学

Bring Out Your Dead: The Past as Revelation作者: Anthony Grafton出版社/メーカー: Harvard University Press発売日: 2004/10/25メディア: ペーパーバック クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る この中にライデン大学関係の論文&リプシウス論…

ガッサンディ

リプシウスで論文を書いているパガニーニはガッサンディについても書いているようです。知りませんでした(涙)。“Épicurisme et philosophie au XVIIème siècle. Utilité, droit et convention selon Gassendi”, Studi filosofici, 1992.“Hobbes, Gassendi …

リプシウス

Gianni Paganini, “Umano e divino in un contemporaneo di Bruno: L’antropologia di Giusto Lipsio”, Bruniana & Campanelliana 2 (2000): 437-468.手に入れました。論文たまっているから読まないと…。あとでサマリーをのっけます。

リプシウス

『概要』の冒頭に当たってみましたが、めぼしい収穫はなしでした。旧約聖書の記述に沿った知識の伝承史が展開されている箇所がありました(パガニーニの論文でも紹介されれていました)。

リプシウス

ガッサンディの世界霊魂論とリプシウスの世界霊魂論を見てみましたが、ガッサンディがリプシウスを利用した形跡は今のところ確認できませんでした(もちろん見る人が見れば違うのかもしれません)。ガッサンディの世界霊魂論はピュタゴラス派とプラトン主義…

オランダでのラムス主義

>Hさん 僕が読んだ論文の書誌情報はPaul Dibon, "L'influence de Ramus aux universités néerlqndqises du 17e siècle" in Actes du XIeme Congres international de philosophie, XIV (Louvain, 1953), 307-311.です。ただVerbeek, T.H.M. (2001). 'Notes…

リプシウス

>narrensteinさん今日話していた、『政治学または市民の学説』(1589年)の英語訳というのはPolitica - Six Books of Politics or Political Instruction, ed. J. Waszink, Bibliotheca Latinitatis Novae, 5 (Assen: Van Gorcum).http://webcat.nii.ac.jp/…

リプシウス

そんな東洋大学ですが、その図書館でユストゥス・リプシウスの『不動心について』、『ストア哲学の概要』、『ストア派の自然学』をコピーしてきました。300枚近くコピーしたと思います…。もうコピーマシーンになりました。 実務的な面から述べていくと、リプ…

ラムス、ヴァッラ

Robert Goulding, “Method and Mathematics: Peter Ramus’s Histories of the Sciences”, Journal of the History of Ideas 67 (2006): 63-85.Librariana Honmanianaの方で紹介されていたので読みました。 ラムスが数学の歴史についてどのように記述したのか…

リプシウス

Gassendi the Atomist: Advocate of History in an Age of Science (Ideas in Context)作者: Lynn Sumida Joy出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2002/08/08メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る そういえばこれの 4…

ガッサンディとリプシウス

先日取り寄せたパガニーニさんの論文を読んでいるうちに、本当にガッサンディはリプシウスを利用しているのではないかという妄想に取りつかれてきました。 あとガッサンディが『逆説的論考』で述べている「哲学の自由」という概念も、ひょっとすると『概要』…

ラムス

一年前に読んでいたラムスのテキストを読み返しているといろいろ"痛い"点が見つかります。やっぱり一年前はラテン語がぜんぜんできていなかったようです。今でもぜんぜんですけど。。。やはり決め打ち的にテキストを読むのは危険かも。

flos substantiae

このflos substantiaeという概念について昨日Hさんに教えていただきました。http://ndpr.nd.edu/review.cfm?id=6503によるとAndreas Blank, Leibniz: Metaphilosophy and Metaphysics 1666-1686, 2005という本が出ていて、その中でこの概念が扱われているよ…

リプシウス

HさんがリプシウスのPhysiologiaの初版(1604)のコピーの可能性を探ってくださるそうです。ありがとうございます。というかそこまでしていただいていいのでしょうか…。 日本にあるのは1675年に出された全集版のものです。僕はこの時代のテキスト校訂の作法…

Bruniana & Campanellianaについて

>Hさん 下記のようなメール(抜粋ですが)を橋本先生に送りました。僕だけでなく他の人もこの提案に賛同して要望を出すなどしていただければ可能性はあると思うのですが…。とりあえずご報告まで。 ___ bibliotheca hermeticaを主催されているHさん〔原文…

Physiologia文献

最近隠れて読ませてもらっていたHさんの日記に、リプシウスの Physiologia 関係の最新文献が挙げられています(どうもありがとうございます)。http://www.geocities.jp/bhermes001/bookplan.htmlの2006年5月13日付けの箇所を参照してください。 3つ挙げら…

リプシウスについて:日本語文献、全集、ストア主義関係

リプシウスについて日本語で読めるものは僕が知っている範囲では次の3つです。 山内進 『新ストア主義の国家哲学: ユストゥス・リプシウスと初期近代ヨーロッパ』 (千倉書房, 1985). 自然学については書かれていません。 チャールズ・B・シュミット, ブライ…

リプシウスとガッサンディ その2

H 『これは潜在的に良い問題だと思いますし、大きなリアクションが来たので僕も嬉しいです。ガッサンディが直接にキケロを使ったにしても、リプシウス経由の 解釈(プラトン主義に感染したストア哲学)をヒントにしていることもあるだろうと予測しています。…

キケロ主義論争

「ルネサンスにおけるキケロ主義論争」『一橋大学研究年報 人文科学研究』36 (1999年): 269-333.の目次は以下の通りです。序論 人文主義とキケロ主義 人文主義運動の性格と目標/古代研究・修辞学・模倣/キケロ、人文主義者の英雄1. ポリツィアーノ対コルテ…

リプシウスとガッサンディ

H 『ガッサンディとキケロということで思ったのですが、リプシウスの著作をガッサンディが読んでいたか?というのは、あんまり研究がないような気がするのですが、どうでしょうか?』 (2006/05/11 17:26) >Hさん こんにちは。どうもありがとうございます。…